備えあれば憂いなし
掲載日:2022.05.20
皆さんこんにちは。ヨッシーRDです。
窓の半分位を埋め尽くしていた雪もすっかり解け、新緑がまぶしい季節となりました。
今年の豪雪は大変でした。ただ、電線切断での停電等は無く、安堵していますが、自然災害時の、施設の対策を今回はお話させて頂きます。
当施設には、停電時の対策として、カセットガス発電機をそれぞれの階に1台ずつ備えています。専用のカセットガスを使用することにより、約2時間の発電が可能となり、2018年9月の胆振東部地震の際も、電源の確保や、携帯電話の充電などに活躍しました。
カセット発電機(エネポ)は、手順さえ間違えなければ使用方法は至って簡単なのですが、非常時となると、焦りや、不安が伴います。また暗闇での使用を余儀なくされるかもしれません。いざという時に、使用方法がわからない、機械が動かないということを防ぐために、毎年2回4月と10月に定期点検と新入社員や、使用に不安を感じる方を対象とした訓練を行っています。以前に講習を受けた方でも、発電機を前にすると、「どうだったかな?」と大抵の人は固まります。動作の再確認は常に必要なのだなと改めて思いました。
災害は、忘れた頃にやってきます。様々な場面を想定し、そのとき何が必要かを考え、準備し、整備をしておく。簡単には出来ないと思いますが、備えておくことが大切かと思います。