全国介護老人保健施設大会in宮城へ!!

掲載日:2023.11.30

皆さん、ブログ部長でございます\(^o^)/
この度は、令和5年11月21日~22日に宮城県仙台市にて開催された、第34回 全国介護老人保健施設大会in宮城 「地域共生社会の復権と老健~デジタル化時代の絆~」に参加させて頂きましたので報告します。
大会では特別講演やシンポジウム、演題発表などのプログラムが開催されました。また多数の福祉・医療機器メーカーが出展されており、見学させて頂きました。
「介護施設のDX」と題して、テクノロジーを対策の手段とするだけでなく、課題整理と原因解説にも活用する提案をされる企業もありました。その中には、利用者さんの入浴介助の誘導や夜間帯の見守りする動線などをAIで無数にシュミレーションし、時間のロスを解析。その結果、短縮した誘導ラインを提案するものや、おむつなどの産業廃棄物処理を乾燥・滅菌し、廃棄する量を削減することでゴミの量を減らし、経費削減につなげるなど時代は目まぐるしく進歩している様子が伺えました。
また、当施設からは特定疾患の利用者様の経過と生活支援を題材に、理学療法士が発表してまいりました。この事例を通して、今後の老健では様々な疾患に対し情報共有を行い、出来得る限り向き合う姿勢で取り組める施設でありたいと伝えてくれました。また、発表を聞いた他施設の施設長からもご質問を頂き今回の取組にいたく共感を頂いたようでした。
今後の医療と介護、障がい福祉の現場がどんどん変化していく事が楽しみと思えるほどの貴重な機会となりました。
次回の全国老人保健施設大会は2024年11月14日~15日 岐阜県で開催されます。「再び、地域が動く~多様性を包摂する老健のさらなる共進(共鳴・共生進化)を~」というテーマとなっています。来年も開催されるのが楽しみです。