恵庭中学校の美術部員が壁画を描く!!

掲載日:2017.08.09

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 今日は、千歳民報に「恵庭中美術部員が壁画描く」と題して、記事が掲載されましたのでご紹介いたします。
恵庭中美術部員が壁画描く
西島松のアートライフ恵庭 開設20周年で依頼

 恵庭中美術部(永野愛海部長、13人)がこのほど、市内西島松の介護老人保健施設、アートライフ恵庭の正面入り口横の壁面に壁画を完成させた。タイトルは「贈りもの」。明るく温かみのある壁画が入り口を飾り、利用者に笑顔が広がっている。

 アートライフ恵庭は今年で開設20周年。創設者の横濱倛侑さん(故人)の「人生は芸術」という考えの下、施設名が付いた。節目を迎え、記念として縁があった同中学に壁画制作を依頼。今月1〜4日に絵を描いた。

 デザインは7月下旬に生徒全員が1アイデアずつ考え、2年の永野部長と三分一未久さんのアイデアを合体し、幸福を象徴する青い鳥とバラなどの花々、シャボン玉を配置した。水性塗料を使用し、バラの花びらに立体感を与えるグラデーションを入れるなど工夫。タイトルを象徴するように、茶色だった壁がぱっと明るく、温かい雰囲気に生まれ変わった。

 永野部長は「パステルカラーを使い、明るく自然を感じられるようなデザインにした。見る人が明るい気持ちになってくれたら」と語った。制作中は、はつらつとした笑い声が響き、利用者やスタッフが毎日、進行具合を楽しみに見に来るようになった。

 利用者家族の男性(77)は「みんなに喜んでもらおうという気持ちが伝わってくる。これを見ることで笑顔になれる。笑顔が老々介護にはとても良いので、うれしい」と話した。同施設は「優しさ、温かさを感じられる施設の名前にふさわしい壁画になった。ずっと大切にしていきたい」と感謝を述べた。

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