『第31回 北海道老人保健施設大会に参加して』

掲載日:2024.10.25

皆さん、こんにちはブログ部長でございます。
今回のブログは、10月12日(土)『第31回北海道老人保健施設大会』に当施設職員が参加しましたので、お知らせいたします。

この大会は、介護老人保健施設に勤める多職種(医師、看護師、介護員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、相談員、栄養士、歯科衛生士、事務員など)が集い、日頃の専門知識や技術を切磋琢磨しながら全道の各施設に報告しあう大会です。今回の参加者は、約350名。参加施設は、60施設が集まりました。

新型コロナウイルスが5類化された昨年から直接会場に集まる“集合形式”の大会となり全盛期の参加人数より半減したイメージですが、参加された方々は、熱い思いを持っており活気のある大会となりました。

大会の内容ですが、開会式前にランチョンセミナー(お弁当を食べながらセミナーを聞くスタイル)が初の試みで企画され、開会式では、社会貢献賞の催しがありました。
基調講演では、『介護事業における人材確保と定着を中心とした組織マネジメントのあり方』をテーマに「早稲田大学人間科学学術院 松原 由美 氏」が、ご講演いただき、シンポジウムでは、大会テーマである『多職種協働とICT技術の融合による未来型老健』をもとに道内3施設のICT活用状況や外国人労働者本人による労働者の立場、生産性向上に関わる取り組みなどが報告されました。会場からの質疑がまた盛り上がりを活性化していました。

各分科会会場では当施設による取り組みとして『音について ~職員の向上と環境整備を図る』と題した発表をいたしました。認知症専門棟の介護職員が施設での生活音は一般家庭の生活音とは違うことに焦点を当てて発表しております。発表も堂々としっかりと発表しており、分科会終了後には、他施設から直接、質問を受けるなど高評価でした\(^o^)/

ブログをご覧いただいているみなさん、本大会では、自立型支援型介護見守りロボットの導入が進み、予想以上に介護ソフトや介護機器の技術の進歩が進んでいることが理解できる大会でしたよ。我々、施設職員も何とか時代についていけるよう近未来型老健を目指して、がんばります!!
皆さんのご支援とご協力をお願いしますm(_ _)m