新型コロナウイルス類型変更後の情報とBCP作成の要点を学ぶ
掲載日:2023.06.23
皆さんこんにちは(^o^)丿ブログ部長でございます。先日(6/21)、「1年で最も日が長い日」としておなじみの夏至を迎えました。「夏に至る」と書くように、この頃から夏の盛りに向かっていきますので、熱中症などの対策を忘れずに楽しく夏を過ごしましょう(*´з`)
さて、今回は、6月17日(土)に行われた北海道老人保健施設協議会主催のキャリアアップ研修会が、ハイブリット(講演会場に集合する研修とパソコンなどでリアルタイムにインターネットで講演を聞く形式です)研修が行われましたので、報告したいと思います。
タイトルにある通りコロナウイルスの類型変更後の情報とBCP(介護事業などが緊急事態時に事業を継続するための手段を決めておく計画の事です)作成の要点を学ぶとして、北海道医療大学看護福祉学部教授の塚本容子先生をお招きしてご講演をいただきました。
5月8日以降より2類から5類に変更され、社会情勢も大きく変更し、マスク着用の自己判断、医療機関での検査や治療、ワクチンも自己負担となるので、受診しない方が増えるのではと懸念していました。ワクチンは、自身の後遺症と重症化を防ぐだけでなく、他者への感染リスクを抑える効果もあるため今後も接種を続けて欲しいと呼びかけておりました。全国的にはオミクロン株『XBB1.5』が流行っており感染力は高いが、治療やワクチン接種の効果で死亡率は減ってきているものの結膜炎の症状が見られるので、眼科受診時にも注意が必要とのことでした。
今後の感染対策は、コロナの他、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症にも注意し、手指消毒の徹底や周囲の手の触れる場所は通常に清潔に保つための清掃が重要であること、また、自己免疫を高めるため腸管免疫を高めるといった対策も必要とのことでした。
BCP(事業継続計画)の作成については、上記の感染対策を含め、集団感染後(クラスター)、早期に事業を通常業務の状態に戻すかが大事となります。感染(疑い)者が発生した場合、介護施設では入所者や利用者、その家族に感染が広がる可能性があります。施設関係者に感染(疑い)者が出た際、行動を迅速化するために、感染拡大を防止する対策を事前に定めておき、周知徹底と研修・訓練を実施していくもので、それぞれの施設の特徴や職員配置、要介護者にあった独自のものを作成することが大切で、半年に1回は見直しが必要と話されていました。
塚本先生の参加者を自然と巻き込む講義スタイルはわかりやすく、アッと言う間に時間が経過しておりました。参加者からは多くの質問もあり私含めて参加した職員の胸につかえた疑問もスッキリしたのではないでしょうか?
塚本先生の巧みな講義にのめり込み、残念ながら研修会の様子を撮影するのを忘れてしまいました・・( TДT)。すみません・・・m(_ _)m