研修会を開催しました!

掲載日:2020.02.29

 みなさん、こんにちわ。ブログ部員のえむです。

 全国的に新型コロナウイルスの感染が広がり、戦々恐々とされている方も多いと思います。
 当施設でも、予防対策として、しばらくの間ご家族様の面会をご遠慮頂くことになりました。ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願い致します。

 さて、話題は変わりますが、2月20日に当施設にて研修会が開催されました。
 テーマは「認知症の方とのコミュニケーション技術」で、札幌市認知症介護指導者の南洋子先生からご講演を頂きました。
 私は、残念ながら参加できなかったのですが、当日参加された職員のキティさんに感想を頂きましたので、ご紹介します。

 2月20日は当施設で毎月開催されている研修会でした。札幌市認知症介護指導者であり、医療法人豊生会の顧問でもいらっしゃる南洋子先生より、「認知症の方とのコミュニケーション技術」と題して1時間、内容の濃いお話でした。
 組織で働く社会人として、ご利用者様にかかわる大前提に接遇があり、その上で認知症という病気の特性を理解したコミュニケーションが必要だということを病態別に丁寧に教えていただきました。
 コミュニケーションはキャッチボールと同じとのお言葉があり、日頃から認知症の方に接することの多い私たちですが、相手に受け取りやすい球がなげられているかな?と自分の接し方を振り返りながら学ぶことができました。
 南先生の講義の前に認知症介護実践者研修を受けた職員からの発表があり、ご利用者様に寄り添った介護の展開に温かさと職員の皆さんの力強さを感じました。
 「実習をうけた施設で『言葉が乱暴だとケアが乱暴になる、ご利用者様に一番影響を与えているのは職員』という言葉が印象に残った」との話も、南先生の講義に重なるものがあり、ご利用者様にとって影響のある環境因子であることの自覚をもち、また明日から接していこうと心を新たにしました。