利用者の「安楽なポジショニングについて」考える
掲載日:2019.06.28
こんにちは!看護部長の「恵夢(エム)」です。今回はどうしても皆様にお伝えしたいことがあり、飛び入りで書いています。
6月の職員勉強会は、ほとんどの職員が一番、興味のあることについて開催しました。
『利用者の「安楽なポジショニングについて」考える』をテーマに(株)モルテンの「千葉 豊」氏に講師を依頼し、アートライフ恵庭の中で一番広い1階のハーモニーホールで開催しましたところ、68名の職員の参加がありました。実際にベットを使い、職員が利用者の代わりになって思いを共有しながら実習を行うという実践的な研修でした。
ほとんどの時間をベット上で寝て過ごしている方は、関節が硬くなり、手や足が思うように動かなくなる”拘縮”を起こすことがあります。利用者の拘縮を予防するために、レクレーションに参加したり、リハビリの職員が専門的な技術でリハビリを行っていますが、長い時間の経過と共に利用者の望む姿勢を維持していくことが困難なときもあります。
千葉氏はブーメラン型や枕型の体交専用枕、専用の手袋をつけて体の徐圧をすることで拘縮や褥創を予防することができると話してくれました。
これからも多くの利用者に心地良い環境を作れるように勉強会を重ねていきたいと思います。次回は7月18日(木)に「介護職員が知っておきたい医療知識」について勉強会を行う予定です。